急な転勤。分譲マンションを賃貸で貸しだすには
分譲マンションを所有している場合、転勤などで一時的に住まない場合は、賃貸物件として貸すことができます。
どのように賃貸に出すか
まずは、物件の所有者である自身で分譲マンションの管理組合に、貸すことを申し出る必要があります。また、分譲マンションの場合は、所有者による賃貸は制限されている場合がありますので、管理組合に確認することが必要です。
次に、不動産会社に相談し、物件の価値を査定してもらい、貸し手としての条件を決める必要があります。貸し手としての条件には、家賃や敷金、礼金、契約期間、入居者の条件などが含まれます。
最後に、物件の広告を出し、入居者を募集しましょう。入居者が見つかったら、契約書を作成し、必要な手続きを行います。
以上のような手続きが必要ですが、賃貸の募集をする際は不動産会社に仲介を依頼するので不動産会社が広告や書類の手続きを行ってくれます。
賃貸で貸しだす際の注意点
物件を貸す場合には、いくつか注意点があります。例えば、入居者とのトラブルやトラブル解決のための手間や費用がかかることがあります。また、入居者による部屋の破損や汚損などのリスクもあります。そのため、入居者を選ぶ際には、信頼性のある不動産会社のアドバイスを聞くことが重要です。
また、貸すことによって得られる収入には、所得税や住民税がかかりますので、確定申告をしっかりと行う必要があります。
以上のような点に留意しながら、分譲マンションを貸すことは、資産活用の方法の1つとして考えられます。不動産会社に相談し、しっかりと手続きを進めることで、スムーズな貸し出しを実現しましょう。
横浜市では賃貸も多い
横浜市の中でも横浜市青葉区や横浜市都筑区は転勤者の方に人気の地域となっており、県外からの転入の方が多い地域となります。反対に現在この地域にお住まいの方も転勤となり、分譲マンションを貸し出されるケースがあります。
転勤となった場合は売るか貸すかで迷われることも多くなります。基本的に自宅に帰ってこられる目途がたっている場合には賃貸でも良いですが、長期間戻れない場合には場合によってはそのまま売却した方が良いケースもあります。いずれにしても判断がつきにくい状況の際には不動産会社へ相談をしながら進めていくことがおすすめです。